令和4年度 日本食品微生物学会 各賞の授賞
令和4年度日本食品微生物学会各賞の授賞を下記のとおり行いました。授賞式は第43回日本食品微生物学会学術総会会期中に行い、「学会賞」、「研究奨励賞」および「論文賞」は会務総会終了後に、また「功労賞」は学術交流会で、三宅理事長から授与されました。「優秀発表賞」は、学術総会終了後に、森田学術総会長から授与されました。
学会賞
- タイトル
- 「⾷品及び⽔媒介性腸管感染症の基礎細菌学的研究と原因細菌の検査法の開発」
- 受賞者
- ⼭﨑伸⼆氏(⼤阪公⽴⼤学⼤学院)
研究奨励賞
- タイトル
- 「食品からヒトへと伝播するプラスミド性薬剤耐性菌に関する研究」
- 受賞者
- 中山達哉氏(広島大学)
論文賞
- タイトル
- 「秋田県内で市販されている食肉および野菜類からの Escherichia albertii の検出と分離株の性状」
- 著者
- 今野貴之、鈴木純恵、髙橋志保、樫尾拓子、伊藤佑歩、熊谷優子
- 所属
- 秋田県健康環境センター
- 掲載
- 日本食品微生物学会雑誌 第38巻4号144‒152, 2021
功労賞
個人
- 受賞者
- 仲真晶子氏
- 授賞理由
- 1990年から30年以上の長きにわたり本学会の会員として活動され、2005年から評議員、2008から2010年まで評議員会議長、2011から2013年に理事、2014から2016年には評議員を務められるなど学会運営に尽力され、本学会の発展に大きく貢献された。
団体
- 受賞者
- 東京サラヤ株式会社
- 授賞理由
- 1983年から長きにわたり賛助会員として学会を支援いただき、消毒薬などの開発や販売、手指消毒や食品の衛生的取扱などの技術開発や普及など、本学会の発展と食品微生物分野に大きく貢献された。
優秀発表賞
第43回日本食品微生物学会学術総会
- 〇は講演者
- 発表題目
- 鶏肉からの Escherichia albertii 分離のための選択的増菌培地の検討
- 受賞者
- 〇若林友騎,勢戸和子,神吉政史,原田哲也,川津健太郎
- 所属
- 地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所
- 演題番号
- A-1-05
- 〇は講演者
- 発表題目
- ガス置換包装された内臓の衛生指標菌の動向および官能検査結果
- 受賞者
- ○菊池貴子※1,成田静香※1,三浦和行※1,野市哲也※1,原 理洋※1,富田昌俊※1,森田幸雄※2
- 所属
- ※1スターゼン株式会社,※2 麻布大学大学院獣医学研究科
- 演題番号
- B-1-07
- 〇は講演者
- 発表題目
- 赤痢菌を用いた Og:Hg-typing PCR の実用性評価
- 受賞者
- ○髙橋七海※1,原田哲也※2,勢戸和子※3,泉谷秀昌※3,明田幸宏※3,伊豫田 淳※3,井口 純※1
- 所属
- ※1 宮崎大学大学院,※2 地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所,※3 国立感染症研究所
- 演題番号
- B-2-14
- 〇は講演者
- 発表題目
- Escherichia albertii の薬剤耐性プラスミドの解析
- 受賞者
- ○野本竜平,中西典子,濵 夏樹
- 所属
- 神戸市健康科学研究所感染症部
- 演題番号
- P-36
- 〇は講演者
- 発表題目
- 低pH条件下における Aspergillus versicolor のステリグマトシスチン産生と遺伝子発現
- 受賞者
- ○與那覇まい※1,吉成知也※2,小西良子※3,小林直樹※1
- 所属
- ※1 麻布大学大学院,※2 国立医薬品食品衛生研究所,※3 東京農業大学
- 演題番号
- P-43
- 〇は講演者
- 発表題目
- 食中毒原因施設の調理環境におけるカンピロバクター二次汚染実態把握の試み
- 受賞者
- 〇中村寛海*1,山元誠司*1,朝倉宏*2,阿部仁一郎*1
- 所属
- ※1 地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所微生物部微生物課,※2 国立医薬品食品衛生研究所食品衛生管理部
- 演題番号
- P-01