平成27年度 日本食品微生物学会 各賞の授賞
平成27年度日本食品微生物学会各賞の授賞式を下記のとおり行いました。授賞式は第36回日本食品微生物学会学術総会会期中に行い、「論文賞」の授賞式については会務総会終了後に、「功労賞」については学術交流会において、それぞれ山本理事長から授与されました。また「優秀発表賞」については、学術総会2日目のシンポジウム2終了後に、五十君学術総会長から授与されました。なお、「研究奨励賞」については、該当者がありませんでした。
論文賞
- タイトル
- 「富山県における市販魚介類および漁港海水の腸炎ビブリオ菌数の推移と食中毒事例数との相関(1979~1995, 2008~2012年)」
- 著者
- 金谷潤一・磯部順子・木全恵子・清水美和子・佐多徹太郎・綿引正則
- 所属
- 富山県衛生研究所
- 掲載
- 日本食品微生物学会雑誌, 第31巻第2号, 93-99, 2014
功労賞
個人
- 受賞者
- 金子 精一 氏
- 授賞理由
- 本学会の前身である「食品衛生微生物研究会」時代の昭和59年より、15年間にわたり編集委員として、学会誌編纂に携わられ、平成2年の学会改組時より評議員を9年、理事を3年務められる等、本学会の発展に貢献された。また、「微生物の簡易検査法」等の著書により、知識の普及・啓発に努められた。
団体
- 受賞者
- 中央法規出版株式会社
- 授賞理由
- 食品衛生関係の数々の書籍等を出版し、知識の普及に努められた。本学会創立30周年記念「食品微生物学辞典」の企画、編集、出版では多大なご協力をいただいた。また、学会改組前より賛助会員として長年にわたりご支援をいただき、本学会の発展に貢献された。
優秀発表賞
第36回日本食品微生物学会学術総会
- 〇は講演者
- 発表題目
- DNAクロマトを用いた迅速・簡便な食中毒原因菌検出法の開発
- 受賞者
- Riztyan※1,〇高崎一人※1,峯岸恭孝※2,布藤 聡※1
- 所属
- ※1(株)ファスマック,※2(株)ニッポンジーン
- 演題番号
- A-12
- 〇は講演者
- 発表題目
- 原因不明事例の患者糞便からの多殻目粘液胞子虫遺伝子の検出法
- 受賞者
- ○江藤良樹※1,前田詠里子※1,村上光一※1,丸山浩幸※2,右田雄二※3,世良暢之※1,堀川和美※1
- 所属
- ※1福岡県保健環境研究所,※2福岡市保健環境研究所,※3長崎県環境保健研究センター
- 演題番号
- B-18
- 〇は講演者
- 発表題目
- ベトナムで流通する香辛料の腸内細菌科菌群汚染実態と分離株の薬剤耐性
- 受賞者
- ○山根諒子※1,原田哲也※2,井澤恭子※2,河原隆二※2,久米田裕子※2,伊勢川裕二※1 ,山本容正※2
- 所属
- ※1武庫川女子大学),※2大阪府公衛研
- 演題番号
- C-07
- 〇は講演者
- 発表題目
- Cronobacter spp. (サカザキ菌) 検査における偽陽性菌の鑑別
- 受賞者
- ○西原正晴,須藤朋子,宮本真理,石井 哲,柳平修一,鷲尾信幸
- 所属
- 雪印メグミルク(株)
- 演題番号
- P-19
- 〇は講演者
- 発表題目
- ATP法による牛乳および発酵乳中の大腸菌群迅速検出法の検討
- 受賞者
- ○高橋尚美,守屋佑佳,辻本義憲
- 所属
- 株式会社 明治 研究本部
- 演題番号
- P-40