令和2年度 日本食品微生物学会 各賞の授賞
令和2年度日本食品微生物学会各賞の授賞を下記のとおり行いました。授賞式は第41回日本食品微生物学会学術総会中止に伴い、行いません。
なお、「学会賞」の受賞記念講演は、第42回日本食品微生物学会学術総会にて行う予定です。
学会賞
- タイトル
- 「人の健康障害に係わる微生物の疫学並びにその制御に関する研究」
- 受賞者
- 五十君 靜信氏(東京農業大学 応用生物科学部 農芸化学科)
研究奨励賞
該当者なし
論文賞
- タイトル
- 「ネコカリシウイルスに対する抗ウイルス活性を示す食品添加物および食品素材の探索」
- 著者
- 田坂寛之*1 國武広一郎*1 西谷巧太*1,*2 盛田隆行*1,*2 勢戸祥介*2
- 所属
- *1 攝津製油株式会社,*2 大阪府立大学大学院生命環境科学研究科
- 掲載
- 日本食品微生物学会雑誌 第36巻2号100‒104, 2019
功労賞
個人
- 受賞者
- 矢野 俊博氏
- 授賞理由
- 2004年から12年間にわたって評議員、2005年には第26回学術総会長を務められるなど、学会運営に尽力され、本学会の発展に大きく貢献された。
団体
- 受賞者
- 株式会社明治
- 授賞理由
- 1980年から長きにわたって賛助会員として学会を支援していただいている。また、評議員も輩出しており、本学会の発展に大きく貢献された。
優秀発表賞
第40回日本食品微生物学会学術総会
- 〇は講演者
- 発表題目
- 鶏肉における Escherichia albertii 分離培養法の検討
- 受賞者
- 〇佐藤実佳※1、大塚佳代子※1、小西典子※2、尾畑浩魅※2、新井沙倉※3、今野貴之※4、 床井由紀※5、長岡宏美※6、佐伯美由紀※7、工藤由起子※3
- 所属
- ※1埼玉県衛生研究所、※2東京都健康安全研究センター、※3国立医薬品食品衛生研究所、※4秋田県健康環境センター、※5宇都宮市衛生環境試験所、※6静岡県環境衛 生科学研究所、※7奈良県保健研究センター
- 演題番号
- A-13
- 〇は講演者
- 発表題目
- Nested リアルタイム PCR を用いた食品および拭き取り検体からのノロウイルス 検出率の向上
- 受賞者
- ○永野美由紀、浅倉弘幸、長島真美、矢尾板優、林 志直、長谷川道弥、 根岸あかね、熊谷遼太、河上麻美代、北村有里恵、加來英美子、千葉隆司、 貞升健志
- 所属
- 東京都健康安全研究センター
- 演題番号
- B-5
- 〇は講演者
- 発表題目
- 機能水を用いた水産物の洗浄効果の検討
- 受賞者
- ○大島千尋
- 所属
- 水産研究・教育機構 中央水産研究所 水産物応用開発研究センター衛生管理グループ
- 演題番号
- C-14
- 〇は講演者
- 発表題目
- 正露丸の主成分木クレオソートのアニサキス属線虫に対する運動抑制効果の検証
- 受賞者
- ○たぎし英彰、緒方規男、森野博文、三浦孝典、押田恭一
- 所属
- 大幸薬品株式会社
- 演題番号
- D-12
- 〇は講演者
- 発表題目
- 低温発育性細菌 Bacillus weihenstephanensis 芽胞の耐熱性および発芽特性
- 受賞者
- ○増富大樹※1、山木将悟※2、山﨑浩司※2、川合祐史※2
- 所属
- ※1北海道大学大学院水産科学院、※2北海道大学大学院水産科学研究院
- 演題番号
- P-28
- 〇は講演者
- 発表題目
- 免疫磁気ビーズを用いたカキからのノロウイルス抽出法の検討
- 受賞者
- ○島田敬司※1、諸藤 圭※1、土屋 禎※1、山崎謙治※2、浅尾努※1
- 所属
- ※1(一財)日本食品分析センター、※2(株)富士微生物研究所
- 演題番号
- P-37