- トピックス
- 2024年
NGS座談会 第2回 NGSに使用するコンピュータとツールについて
司会進行:三宅 眞実(大阪公立大学)
参加者 :野本 竜平(神戸市健康科学研究所)、和田 崇之(大阪公立大学)、中村 寛海(大阪健康安全基盤研究所)
第1回の要約
三宅から座第会の趣旨説明があり、まず参加者1人1人の経歴とNGSとの関わりについて説明してもらうことに。最初に神戸市健康科学研究所の野本さんからキッカケについて話してもらった。野本さんは必要性に駆られて主に自己流で始めたということである。
第2回
中村
私がNGS解析を始めようとしたとき、Linux上でアプリを動かして作業をするわけですが、使うパソコンによってファイルの場所を正しく指定しないとまったく動かない、人に教えてもらってそのとおりやっても、全然動かないということがありました。どこに間違いがあるか気づくまで莫大な時間がかかります。
野本
僕も、1日かけてやっと1つ問題を解決できたということがありました。それでは困るので、感染研ゲノムセンターの知人にコマンドごと教えてもらうことも多かったです。「このツールで、こういうコマンドで打ったらこうなりますよ」っていうのを教えてくれる。教えてもらい同じことをやりな...
この記事は学会員になると続きをお読みいただけます。