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- 2024年
NGS座談会 第6回 中村先生の始めたきっかけと苦労
司会進行:三宅 眞実(大阪公立大学)
参加者 :野本 竜平(神戸市健康科学研究所)、和田 崇之(大阪公立大学)、中村 寛海(大阪健康安全基盤研究所)
第5回の要約
NGSデータを使った解析結果を行政検査の一部に利用することがあるとしたら、いくつかの解決すべき課題のあることが指摘された。これは喫緊の課題であるが、解決への道筋は議論さえされていない。試行錯誤を繰り返さざるを得ない解析のプロセスを、どうやって残し、管理すべきかの問題も含め、今後、より大きな方向性を関係者で議論することが求められる。
第6回
野本
(これまでの私の話の中で、ゲノム解析の技術は)トライアンドエラーで覚えたという話をしましたが、トライアンドエラーの数が、実験室で行う実験の場合の数より、遥かに多くなります。
和田
そのプロセスをきちんと整理して記録に残しておく必要はある一方で、初心者がそればかりやることになったら、多分身につかないのではないでしょうか。特にNGSの解析の練習は、遊びの要素を感じることが重要と思っています。楽しみながら試行錯誤をしないと身につかない。これを妨げるよ...
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