第25回 日本食品微生物学会 学術総会 プログラム

特別講演
日時 9月28日(火)14:30~15:30 A会場
講演者 小泉 武夫(東京農業大学)
演題 微生物スターター:起発酵微生物・種菌のこと
司会 諸角 聖(東京都健康安全研究センター)
教育講演
日時 9月29日(水)14:10~15:00 A会場
講演者 高鳥 浩介(国立医薬品食品衛生研究所)
演題 食品汚染カビとその防除
司会 一戸 正勝(東京家政大学)
シンポジウム

「ノロウイルスによる食中毒の現状と対策」

日時 9月28日(火)15:45~17:30 A会場
司会 矢野 一好(東京都健康安全研究センター)
演題
  1. ノロウイルス検査法の過去・未来
    篠原 美千代(埼玉県衛生研究所)
  2. ノロウイルスによる食品汚染実態と食中毒発生状況
    林 志直(東京都健康安全研究センター)
  3. ノロウイルス不活化への新しい試み
    高橋 正好(独立行政法人産業技術総合研究所)

一般講演

第1日 9月28日(水)A会場(大ホール)

10:00~10:33
A-01 ヒトおよび食品から分離されるサルモネラの最近の傾向
○小西典子,秋場哲哉,下島優香子,尾畑浩魅,柴田幹良,門間千枝,横山敬子,河村真保,高橋正樹,矢野一好,甲斐明美,諸角 聖
(東京都健康安全研究センター・微生物部)
A-02 SE不活化ワクチン接種鶏由来の卵における抗SEべん毛抗体価の検討
○江川智哉1),石井啓行1),豊田有樹子1),五十君靜信2),馬場栄一郎3),水本直恵3)
(1)CAFラボラトリーズ,2)国立医薬品食品衛生研究所・食品衛生管理,3)大阪府立大学)
A-03 バンコクにおける市場ならびにスーパーマーケットで販売される食肉のサルモネラ汚染調査(予報)
○山口敬治1),森本 洋1),池田徹也1),Boonmar Sumalee2)
(1)北海道立衛生研究所,2)カセサート大学・獣医学部)
10:33~11:17
A-04 新しい遺伝子検査法(LAMP法)キットによる食品からのサルモネラ菌検出について
○平松礼司,松井博範,榮 賢司,宮崎 豊
(愛知県衛生研究所)
A-05 LAMP法による液卵からのサルモネラ検出および分離菌株の細菌学的解析
○大塚佳代子1),柳川敬子1),高鳥浩介2),工藤由起子2)
(1)埼玉県衛生研究所,2)国立医薬品食品衛生研究所)
A-06 養鶏場,GPセンター,ならびに液卵由来Salmonella Enteritidisにおけるパルスフィールドゲル電気泳動法(PFGE)による解析
○Randy Lapuz1),白田一敏2),笹井和美2),馬場栄一郎2),加藤宏光1)
(1)(株)ピーピーキューシー研究所,2)大阪府立大学)
A-07 患者などから分離したSalmonella Infantisのリボタイプの変遷
○木股裕子1),貫名正文1),高須一重2),吉田信一郎3),中谷正巳2),仲西寿男2)
(1)神戸市環境保健研究所,2)日本食品分析センター・大阪支所,3)日本食品分析センター・多摩研究所)
11:17~12:01
A-08 LAMP法による食品中のListeria monocytogenes検出法の検討
○吉野 学,小島 禎,池戸正成
(栄研化学株式会社・生物化学研究所)
A-09 食品および臨床由来Listeria monocytogenesのパルスフィールド電気泳動解析-第2報-
○青山顕司1),高橋千登勢1),岡田由美子2),五十君靜信2),山本茂貴2),丸山務3)
(1)雪印乳業株式会社食品衛生研究所,2)国立医薬品食品衛生研究所,3)(社)食品衛生協会)
A-10 辛子明太子のリステリア菌汚染とその制御
○馬場 愛,瓜生佳世,江渕寿美,樋脇 弘,武田 昭
(福岡市保健環境研究所)
A-11 スモークサーモン製造施設におけるListeria monocytogenes汚染状況および製品への汚染経路の推察
○中村寛海1),小山知香1),園 歩美1),小笠原 準2),長谷 篤2),北瀬照代2),石井營次2),西川禎一1)
(1)大阪市立大学大学院・生活科学研究科,2)大阪市立環境科学研究所)

第1日 9月28日(水)B会場(小ホール)

10:00~10:33
B-01 循環式オゾン水処理装置をもちいた食品の殺菌効果および経済効果
○池田典子1),新井ルリ子1),外丸 仁1),高斎進也1),摩庭美智子1),摩庭秀利1),三井信一2),森田幸雄3),藤田雅弘4),星野利得4),小澤邦寿4),木村博一4),奥山茂智5),星川麻衣5)
(1)マニハ食品(株),2)(株)増田研究所,3)群馬県科学技術振興室,4)群馬県衛生環境研究所,5)(株)三和食品)
B-02 ディジタル顕微鏡を用いた大腸菌群迅速検出法の評価
○津田桂男,田中英司,下舞俊昭
(江崎グリコ(株)冷菓開発研究所)
B-03 日常検査における生菌数・大腸菌群数測定への取組み
○金田朋宏1),奈良県食品微生物検査研究会,広島県食品微生物研究会
(1)神戸食品微生物研究会)
10:33~11:17
B-04 CO2検出による細菌の世代時間測定法
○竹茂 求1),那須潜思1),小川廣幸2)
(1)仙台電波工業高等専門学校,2)マイクロバイオ株式会社)
B-05 食中毒原因菌の混合培養における相互作用
○桜井直美1),西岡恵里香1),熊田 薫2),平木真幸1),小池和子1)
(1)茨城県立医療大学・保健医療学部,2)つくば国際短期大学・生活科学科)
B-06 塩類存在時のバイオプローラによる菌数測定
○米虫節夫,土肥由樹,増田忠之,八木俊和,横山佳幸,澤邊昭義
(近畿大学農学部)
B-07 耐熱性子嚢菌Neosartoryaの種の遺伝学的同定法
○久米田 裕子1),浅尾 努1),高橋治男2),横山耕治3),一戸正勝4)
(1)大阪府立公衆衛生研究所,2)千葉県衛生研究所,3)千葉大学真菌医学研究所,4)東京家政大学)
11:17~12:01
B-08 豚血清中のヒトE型肝炎ウイルス抗体調査成績(1968~2003年)
○貞升健志,新開敬行,田部井由紀子,長谷川道弥,岩崎則子,吉田靖子,甲斐明美,諸角 聖
(東京都健康安全研究センター・微生物部)
B-09 豚レバーにおけるE型肝炎ウイルス検査法の開発と都内流通食肉検査結果について
○新開敬行,貞升健志,長谷川道弥,田部井由紀子,岩崎則子,甲斐明美,諸角 聖
(東京都健康安全研究センター・微生物部)
B-10 鳥インフルエンザウイルスのマヨネーズ中での不活化
○指原信廣1),大河内美穂1),長谷川峯夫1),伊藤壽啓2)
(1)キユーピー(株)研究所,2)鳥取大学農学部・獣医公衆衛生学教室)
B-11 手洗いによるウイルス除去効果の検討
○森 功次1),林 志直1),佐々木由紀子1),野口やよい1),甲斐明美1),諸角 聖1),大江香子2),酒井沙知2),原 元宣2)
(1)東京都健康安全研究センター・微生物部,2)麻布大学獣医学部・微生物学第2研究室)

第2日 9月29日(木)A会場(大ホール)

9:30~10:03
A-12 カット果物における衛生指標菌調査と接種した腸管出血性大腸菌O157 : H7およびSalmonella Enteritidisの消長
○名塚英一1),稲津康弘2),川崎 晋2),宮丸雅人1)
(1)独立行政法人農林水産消費技術センター,2)独立行政法人食品総合研究所)
A-13 腸管出血性大腸菌O157の増菌培養法再検討
○宮原美知子,秋山智絵,竹内美夏
(国立医薬品食品衛生研究所)
A-14 real-time PCR法およびSSCP法を用いた志賀毒素STX1, STX2の遺伝子型別
○下村 佳,古田喜美,石村勝之,吉野谷進,谷口正昭,河本秀一,萱島隆之,松本 勝,荻野武雄
(広島市衛生研究所・生物科学部)
10:03~10:36
A-15 EHEC O157に対するコリシン産生株の分離と排菌制御への応用の試み
○中澤宗生,秋庭正人,吉井紀代,鮫島俊哉,播谷 亮
(独立行政法人動物衛生研究所)
A-16 集団下痢症において患者便および井戸水からastAを保有する大腸菌が検出された事例について
○佐藤秀美,小林留美子,増谷寿彦,柴田 謙,大塚佳代子,小林一晃,尾関由姫恵,柳川敬子
(埼玉県衛生研究所)
A-17 諸外国における感染症等サーベイランスシステムの比較
○窪田邦宏,酒井真由美,春日文子,森川 馨
(国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部)
10:36~11:09
A-18 PFGE法によるヒトおよび鶏由来Campylobacter jejuni(Penner D群,O群)の遺伝子型別
○小野一晃1),斎藤志保子2),川森文彦3),重茂克彦4),品川邦汎4)
(1)埼玉県衛生研究所,2)秋田県衛生科学研究所,3)静岡県環境科学研究所,4)岩手大学)
A-19 Campylobacter jejuni検出用抗体:31 kDaタンパク質に対するモノクローナル抗体の検討
○山崎 学1),長谷部保彦2),北村和之2),矢内原千鶴子2),山本茂貴1),五十君靜信1)
(1)国立医薬品食品衛生研究所・食品衛生管理,2)(株)矢内原研究所)
A-20 鶏肉におけるカンピロバクター検査法の検討ならびに汚染状況について
○横山敬子,高橋正樹,河村真保,三井一子,関根整治,石崎直人,金子誠二,甲斐明美,矢野一好,諸角 聖
(東京都健康安全研究センター・微生物部)
11:09~11:53
A-21 食品からの黄色ブドウ球菌エンテロトキシンA,B遺伝子の検出法の検討
○小林留美子,小野一晃,大塚佳代子,柳川敬子
(埼玉県衛生研究所)
A-22 市販食鳥肉における黄色ブドウ球菌の全国汚染実態調査と分離株の表現型・遺伝性状解析
○北井 智1),清水 晃2),佐藤絵里2),河野潤一2),中野千紗2),北川 浩3)
(1)(株)消費経済研究所,2)神戸大学農学部,3)神戸大学自然科学研究科)
A-23 Genopatternsによる病原性Yersinia enterocoliticaの検出に関する研究
○上田成子1),高橋真由美1),福島 博2),加藤和夫3),鈴木 泉3),土屋正年4),桑原祥浩1),丸山 務5)
(1)女子栄養大学・衛生学教室,2)島根県保健環境科学研究所,3)KKアドジーン,4)マト科学KK,5)(社)食品衛生協会)
A-24 食品の黄色ブドウ球菌数測定検査キット「ペトリフイルムSTXプレート」の評価
○富永孝子1),浅尾 務2),武政二郎3),寺本忠司4)
(1)コープえひめ,2)大阪府立公衆衛生研究所,3)辻調理師専門学校,4)(株)ファルコライフサイエンス)
13:00~13:33
A-25 新潟県における環境由来腸炎ビブリオの分離状況
○白幡祐子,加藤美和子,寺澤宏司,佐々木寿子,不二崎順二
(新潟県保健環境科学研究所・細菌科)
A-26 漁港とその周辺水域における腸炎ビブリオの菌数変動と潮汐との関係
○熊澤教眞1),豊里 恵1),石岡沙織1),大友良光2),岩出義人3),山内昭則3),杉山 明3)
(1)琉球大学熱帯生物圏研究センター,2)弘前大学医学部,3)三重県科学技術振興センター)
A-27 TDH産生腸炎ビブリオ検出の検討
○宮原美知子,竹内美夏,秋山智絵
(国立医薬品食品衛生研究所)
13:33~14:06
A-28 Real-Time PCR法を用いたVibrio parahaemolyticusの定量法の確立
○高橋 肇1),岩出義人2),小沼博隆3),工藤由起子1)
(1)国立医薬品食品衛生研究所・食品衛生管理,2)三重県科学技術振興センター,3)東海大学)
A-29 腸炎ビブリオの酸耐性とリジン脱炭酸酵素の役割
○渡辺智子1),木村 凡1),辻奈津子1),藤井建夫1),尾畑浩魅2),甲斐明美2),諸角 聖2)
(1)東京海洋大学海洋科学部,2)東京都健康安全研究センター・微生物部)
A-30 食中毒予防情報発信のための腸炎ビブリオ迅速定量法の検討
○岩出義人1),山崎 貢2),赤地重宏1),山内昭則1),熊澤教眞3),杉山 明1)
(1)三重県科学技術振興センター・保健環境研究部,2)愛知県衛生研究所,3)琉球大学熱帯生物圏研究センター)

第2日 9月29日(木)B会場(小ホール)

9:30~9:52
B-12 環境検査における表面付着菌の検出率の実態と検査方法の選定について
○石崎 麗1),高橋健治2),鈴木敬和2)
(1)ライオンハイジーン(株),2)ライオン(株)研究技術本部分析センター)
B-13 老人福祉施設厨房の衛生細菌学的研究
上田成子,○若井千寿,小林淑美,桑原祥浩
(女子栄養大学・衛生学教室)
9:52~10:25
B-14 ウコン,キハダ等天然物の各種細菌に対する抗菌作用
○杉山 明,志村恭子,三宅由子,山内昭則,岩出義人
(三重県科学技術振興センター・保健環境研究部)
B-15 苺の抗微生物作用
上田成子1),○向後智子1),海保恵亮2),並木秀男3),丸山 務4),桑原祥浩1)
(1)女子栄養大学・衛生学教室,2)阿蘇製薬,3)早稲田大学教育学部,4)(社)食品衛生協会)
B-16 白菜浅漬け中の食中毒原因菌に対するAIT-EX・キトサンの添加効果
○稲津康弘,M. Latiful Bari,川崎 晋,川本伸一
(独立行政法人食品総合研究所・食品衛生対策チーム)
10:25~10:58
B-17 Prevalence of atypical mycobacteria in ground meat in Japan
○Sumalee BOONMAR1),森田幸雄2),藤田雅弘3),星野利得3),長井 章4),壁谷英則5),丸山総一5),小澤邦寿3),木村博一3)
(1)Kasetsart University, Thailand,2)群馬県科学技術振興室,3)群馬県衛生環境研究所,4)群馬県北部食肉衛生検査所,5)日本大学・獣医公衆衛生学研究室)
B-18 Isolation and Identification of bacteriocin producers in traditionally fermented Japanese marine foods
○Bagenda Dominic Kasujja,山崎浩司,川合祐史,鈴木鐵也
(北海道大学大学院・水産科学研究科)
B-19 PCR-DGGE法を用いたふなずし熟成過程におけるフローラ解析
○渡辺祥子,木村 凡,藤井建夫
(東京海洋大学海洋科学部)
10:58~11:42
B-20 Biomatic〈TM〉 DMCSによる牛乳の二次汚染検出
○酒井匡志,大久保慈輝,片野直哉,元島英雅
(よつ葉乳業(株)・中央研究所)
B-21 gyrB遺伝子を用いたA. acidoterrestrisの迅速鑑別法の開発
○浅原未佳1),後藤慶一1),笠井宏明2),横田 明3)
(1)三井農林(株)食品総合研究所,2)(株)海洋バイオテクノロジー研究所,3)東京大学分子細胞生物学研究所)
B-22 Duplex リアルタイムSYBR Green PCR法による食中毒原因菌の迅速スクリーニングシステムの開発と応用
○福島 博
(島根県保健環境科学研究所)
B-23 蛍光免疫法を用いた高感度迅速測定の開発・阻害物質の検討を中心として
○大山祐佳1),中川 弘1),伊藤 武1),武井哲也2),鈴木 博3),北村和之4),長谷部保彦4)
(1)(財)東京顕微鏡院,2)キヤノン(株),3)キヤノン化成(株),4)(株)矢内原研究所)
13:00~13:33
B-24 嘔吐毒素産生性セレウス菌検出のためのBacillus cereus (CRS gene) PCR Detection kitの開発
○安形則雄1),山本純子2)
(1)名古屋市衛生研究所,2)タカラバイオ(株))
B-25 PCR法によるBacillus cereus嘔吐型菌の検出に関する研究
○上田成子1),中野 茂2),武蔵野薫3),品川邦汎4),桑原祥浩1)
(1)女子栄養大学・衛生学教室,2)日清食品安全研究所,3)タカラバイオ(株),4)岩手大学獣医学科)
B-26 ボツリヌス菌の汚染実態調査成績と接種試験
○門間千枝1),柴田幹良1),新井輝義1),池内容子1),金子誠二1),石崎直人1),矢野一好1),柳川義勢1),甲斐明美1),諸角 聖1),武士甲一2),駒木 勝3),小熊恵二4)
(1)東京都健康安全研究センター・微生物部,2)北海道衛生研究所,3)(社)日本缶詰協会研究所,4)岡山大学大学院)
13:33~13:55
B-27 ヒスタミン食中毒事例における起因菌の検討
○金澤祐子,辻澤恵都子,上野美知,太田裕元,川上忠明,池端孝清,吉増幸誠,森野吉晴
(和歌山市衛生研究所)
B-28 食品に混入する異物等の検査概要(2000~2003年度)
小澤一弘1),○赤羽荘資1),近藤正博1),大成幸男1),森田 充1),秋山真人1),浅川 豊1),仁科徳啓2)
(1)(株)中部衛生検査センター,2)東海大学短期大学部)

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