【阪口基金助成】宮崎大学・下痢原性大腸菌等遺伝子検査法講習会(第3回)開催のお知らせ
次のとおり、下痢原性大腸菌等遺伝子検査法講習会を阪口基金の助成により開催いたします。
皆さまのご参加をお待ちしております。
- 日程
2024年8月22日(木)~23日(金)
- 会場
- 8月22日(木):宮崎大学まちなかキャンパス(宮崎市橘通東3丁目4番36号 村武ビル1階)
8月23日(金):宮崎大学農学部(宮崎市学園木花台西1-1・木花キャンパス) - 定員
- 6名(各部署・研究室からの参加は1名のみとさせていただきます)
- 対象
- 以下の条件を満たす、大腸菌等の検査や研究に携わる方(学生を含む)
1. 日本食品微生物学会員(ただし、定員に満たない場合は、申込期間を延長して会員以外の参加を募ります)
2. 細菌学およびPCR法についての基礎的知識を有し、PCR法の作業経験がある方
3. Og:Hg-typing PCR法の利用経験がある方、または利用を検討しておられる方 - 参加費
- 無料(旅費・宿泊費等は参加者が負担)
- 講師
- 井口 純(宮崎大学農学部畜産草地科学科・准教授)
大岡 唯祐(鹿児島大学医歯学域医学系医歯学総合研究科・准教授) - 申込期間
- 2024年5月13日(月)9:30 〜 5月17日(金)17:30
- 申込方法
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- 下記URLのフォームからお申し込みください(先着順とさせていただきます)。
- https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeYQmbXMzZZWGu6QEiT376mIxW4fF4jBbS-dnoK-t3WOmR3gA/viewform?usp=pp_url
- 内容
- Escherichia coli(大腸菌)は腸管内・外における感染症の原因菌として、また薬剤耐性菌として、公衆衛生上注意すべき細菌に挙げられます。また、Escherichia albertii は新たな食中毒原因細菌として注目を集めています。この講習会では、下痢原性大腸菌とE. albertii の同定および分類に役立つ遺伝子検査法の解説および技術指導を行います。血清型別の代替法となるE. coli Og:Hg-typing PCR(完全タイピング)法の実習を含みます。主な内容はプログラムの通りです。
- プログラム
- 8/22(木)(13:30-17:30 講義)
・講師・参加者の紹介、講習会の概要説明
・下痢原性大腸菌の概要と、それらの同定と細分類に利用される遺伝子の種類と特徴(井口)
・大腸菌のO:H抗原コード遺伝子を標的としたPCR型別法(E. coli Og/Hg-typing PCR)の原理と方法(井口)
・E. albertii の概要と、その同定と細分類に利用される遺伝子の種類と特徴(大岡)
・E. albertii のO:H抗原コード遺伝子を標的としたPCR型別法(EA Og/Hg-typing PCR)の原理と方法(大岡)
8/23(金)(9:00-16:00 実習等)
・E. coli Og-typing PCRによる完全タイピングの実践(井口) 〜開発研究室ではこのような手順で実施しています〜
・参加者による研究機関・部局または研究成果の紹介 - 問い合わせ
宮崎大学農学部・井口純
E-mail:iguchi@med.miyazaki-u.ac.jp